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日々の診療と組織運営、本当にお疲れ様です。
「多保先生、なぜあんなに忙しいのに朝◯◯をしているんですか?」と聞かれることがよくあります。現在、私は3つの歯科医院と3つの株式会社を経営し、スタッフ数は100名を超えています。日々、膨大な意思決定とトラブル対応、そして未来に向けた戦略立案に追われています。
そんな私が、どんなに夜が遅くても、どれほど疲れていても朝の◯◯を欠かさないのは、それが単なる趣味や健康法ではなく、「経営者としての職務を全うするための戦略」だからです。
この◯◯とは一体何なのか・・・?!⁈
今回は、私が朝「筋トレ」を続ける3つの理由を、私の経営哲学である「脱・院長」の視点から肉付けしてお話しします。
1. 安定した意思決定のための「ストレス発散」
歯科医院の経営は、常にストレスとの隣り合わせです。患者様からの期待、スタッフ間の人間関係、そして変化の激しい日本経済の動向。これらすべての責任を背負う経営者は、常に精神的な負荷がかかっています。
私が提唱する「脱・院長」とは、現場の「執行」から離れ、経営者として「資源の最適化」や「人を動かすこと」に注力することです。しかし、トップの精神状態が不安定であれば、その判断は曇り、組織全体に悪影響を及ぼします。
リーダーには「肉体的・精神的な自己管理(運動習慣、ストレス発散)」を徹底し、安定した状態で意思決定に臨む責任があります。朝の筋トレは、私にとって脳をリセットし、前日のストレスを物理的に発散する儀式です。バーベルの重みと向き合う時間は、雑念を払い、クリアな思考を取り戻すための「経営資源のメンテナンス」なのです。
2. 「口腔は健康の入り口」を体現する「健康維持」
私たちは患者様に対し、「口腔は健康の入り口であり、QOL(生活の質)向上の基盤である」と説いています。また、私の著書『0歳から100歳までの「歯の教科書」』でも、生涯にわたる健康の重要性を訴えています。
では、そのメッセージを発信する私自身が不健康そうで、活力のない姿をしていたらどうでしょうか?
経営者の仕事の一つは「率先垂範」です。スタッフや患者様に良い影響を与えるためには、リーダー自らが健康のロールモデルでなければなりません。私は「人的資本(個人の知識・スキル・能力)」の重要性を説いていますが、この人的資本を最大化させるための土台こそが「健康」です。
年齢とともに体力は低下しますが、人的資本を蓄え、社会資本(信頼・人脈)を築き続けるためには、それを支える強靭な肉体が不可欠です。「当たり前のことを、バカになって、ちゃんとやる(ABC)」。この精神は診療室だけでなく、ジムでのスクワット1回1回にも宿っています。
3. 「自責思考」と「セルフコントロール」を鍛えるメンタルヘルス
筋トレの最大の恩恵は、実は肉体よりも「メンタル」にあります。歯科医院の経営においては、予期せぬミスやトラブルが必ず発生します。その際、他者を責めるのではなく「自分の伝え方や仕組みの何が悪かったのか」を省みる「自責思考」こそが、個人の成長と組織の発展に直結します。
また、プライベートの感情を業務に持ち込まないセルフコントロール能力も、プロフェッショナルには欠かせません。
筋トレは、まさにこの「自責」と「セルフコントロール」の訓練です。重いウェイトを上げられるかどうかは、すべて自分の準備と追い込み次第。言い訳は通用しません。毎朝、「あと1回」の限界に挑むことで、経営の苦境に立たされた時でも、「今の自分に何ができるか」を冷静に考え、粘り強く立ち向かうメンタルが磨かれます。
「規律なき組織は統制が取れない」と同じで、自分自身に規律を課せない人間に、100名の組織を導くことはできません。毎朝同じ時間にトレーニングを開始するという「規律の中の自由」こそが、私に経営者としての自信と覚悟を与えてくれるのです。
最後に:
もし先生が、「スタッフが思い通りに動かない」「自分ばかりが忙しくて疲弊している」と感じているなら、一度立ち止まって、自分自身の「心技体」を見つめ直してみてください。
経営者が変われば、組織は必ず変わります。 毎朝の筋トレは、単なる筋肉を大きくするための作業ではありません。それは、「最高の名経営者」として、21世紀の歯科業界を切り開いていくための「覚悟の証明」なのです。
身体を鍛えることは、心を鍛えること。そして心を鍛えることは、経営を鍛えることに直結します。 まずは「とりあえずやる」という姿勢から始めてみませんか? 朝の1ページの本読みからでも構いません。自分に規律を課し、変化を楽しむ。その先にこそ、年商3億、11億といった壁を軽々と突破できる「経営者脳」が待っています。
共に高みを目指し、切磋琢磨していきましょう!



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